リオネル・メッシ選手と対面した主演の少年役のアフマド・モハメド・アブドラさん(提供)
リオネル・メッシ選手と対面した主演の少年役のアフマド・モハメド・アブドラさん(提供)

 サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で準優勝したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手に憧れ、戦争で左脚を失いながらも夢を追い続けるイラクの少年を描いた映画「バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年」が7日から全国公開される。「罪のない子どもを巻き込む戦争の不条理を考えるきっかけになれば」と、川西市出身の映画配給会社代表、粉川(こかわ)なつみさん(29)が中心となり、日本での上映を実現させた。(地道優樹)

 舞台はイラク戦争中の2009年、イラクの首都バグダッド。11歳の少年ハムディは、当時スペイン1部リーグのバルセロナに所属するメッシ選手のようなプロを夢見ていた。だがある日、街角で仲間とサッカーをしている最中に突然銃撃に巻き込まれ、左脚を失ってしまう。