姫路

お笑いコンビ・ミルクボーイ「姫路城で初めて漫才」 新ネタ披露

2021/03/03 05:30

 うちのオカンがね、お薦めの観光地の名前を忘れたらしくてね-。お笑いコンビ・ミルクボーイが1日夜、新漫才「姫路」を初披露した。ツッコミの内海崇さん(35)は兵庫県姫路市の出身。「灘のけんか祭り」や書写山など古里を代表する催しや観光地に加え、知る人ぞ知るディープスポットもネタに盛り込んだ。漫才は動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。(山本 晃)

 姫路観光コンベンションビューローが、新型コロナウイルス収束後に向けて姫路の魅力を発信しようと企画した。内海さんとボケの駒場孝さん(35)は昨年秋、詩吟ネタで知られる「天津」の木村卓寛さん(44)=同市出身=を案内役に、「ネタ作りの旅」として市内各地を訪問。その模様も既にユーチューブで公開されている。

 1日夜の初披露は、世界文化遺産・国宝姫路城(同市本町)の西の丸から、ユーチューブの「吉本興業チャンネル」でライブ配信。木村さんとともに旅の思い出を振り返った後、大天守をバックに2人がステージに立った。

 ネタは約5分。旅で訪れた場所や思い出を、得意の「行ったり来たり漫才」でコミカルに紹介する。内海さんの地元で開かれる「灘のけんか祭り」の説明にはつい熱が入り、駒場さんのボケをたびたび遮る場面も。「姫路観光は2泊3日くらいがちょうどいい」などと、地元愛を感じさせる「いじり」もある。

 内海さんは「お城をバックに緊張した。地元の知り合いや友達にも見てほしい」。駒場さんも「『姫路城で初めて漫才をした』と歴史に名を刻めたかな」と笑った。木村さんは「自分も地元を離れてから姫路が好きになった。動画を通じて地域をもっと好きになってもらえれば」と期待を寄せた。

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