書写山ロープウェイのゴンドラを、兵庫県姫路市余部区下余部の金属加工会社「佐藤精機」が20分の1縮尺の模型にした。本物の設計図に基づいてアルミニウムを削り出し、山麓駅の待合所に展示されており、ものづくりが盛んな姫路を観光客にアピールする。
同社はH3ロケットのバルブ部品や、日産のスポーツカーブランド「NISMO(ニスモ)」のエンジンカバーなど、高い精度が求められる金属部品を製造。2020年度には県の「ひょうごオンリーワン企業」にも選ばれている。
今回の模型は、アルミの塊から工作機械で削り出した4個のパーツを組み合わせ、約60時間かけて完成させた。佐藤慎介社長は「自信作は窓枠。細く真っすぐゆがみなく削るのは難しかった」という。扉の取っ手など細部も再現した。
佐藤社長はこのほど、同路線の指定管理者・神姫バスに模型を寄贈。長尾真社長に手渡し、さっそく山麓駅に展示された。佐藤社長は「姫路の技術力を示そうと作った。いつまでもかわいがってほしい」と話していた。(森下陽介)









