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JR姫路駅前広場でジャコウアゲハ70匹、大空へ 市蝶PRイベント

2021/09/26 05:30

 兵庫県姫路市の市蝶「ジャコウアゲハ」を飛ばして観察するイベントが25日、JR姫路駅北側の交流広場「キャッスルガーデン」であった。親子連れら約40人が集まり、採集したチョウ70匹の箱を開け放ち、空に羽ばたく優美な姿に歓声が上がった。

 市内の愛好家でつくる「ジャコウアゲハが飛び交う街連絡協議会」が主催。2022年5月に開かれる「全国花のまちづくり姫路大会」で、ジャコウアゲハについての講演会を予定しており、大会に向けて市蝶をPRしようと開催した。

 広場では、上田倫範(みちのり)会長(72)がチョウの生態を解説。その後、メンバーらが採集して持ち寄ったジャコウアゲハを段ボール箱に集めて、カウントダウンとともに空に逃がした。

 加西市から祖父母と訪れた小学1年の男児は「羽の柄がきれいでアゲハチョウが一番好きな虫。参加できて良かった」とにっこり。上田会長は「喜んでもらえて大成功。同じイベントを来年の大会でも予定しているので、経験を生かしたい」と満足げだった。(森下陽介)

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