兵庫県姫路市白浜町宇佐崎中2の灘市民センターを拠点に、毎月第4日曜日に開かれている「白浜こども食堂」が10月、6周年を迎えた。地域の大人や高校生たちがボランティアで支え、子どもたちとふれあい、一緒に食卓を囲む-。全国の食堂と同じく、白浜でも子どもの居場所づくりや家庭の支援、食育などのさまざまな役割を果たしてきた。子どもたちの笑顔をみようと、夏にお邪魔させてもらい、コロナ禍の中にあっても工夫を重ねて活動を続ける住民たちに話を聞いた。(安藤真子)
小学校が夏休みに入った7月末の日曜日。白浜こども食堂「開店前」の午前11時ごろ、灘市民センター1階の調理室には、すでに「お客さん」である子ども6人の姿があった。
子どもは小学生4人と、料理づくりに参加するお母さんが連れてきた男児2人。そのそばで、ボランティアの地元住民に加え、保育について学ぶ香寺高校(姫路市香寺町)の生徒らが料理の下ごしらえに手を動かしていた。
この日の「料理長」は、市内に住む栗原創子さん(52)。ひき肉を炒める栗原さんにメニューを聞くと「今日は、ガパオライスとサバ缶のコロッケ」という。約30人前を用意するため、手を休める暇はない。
子どもたちも料理に参加する。この日は、香寺高生4人の「お姉さん」たちが調理する様子を見守りながら、時折、お手伝いを買って出る。「タマネギ無理やー」。目を痛がりながら準備を進めた。
調理室入り口には、食料品でいっぱいになった段ボール箱が並べられている。ツナコーン缶やキャベツ、卵など。同食堂でごはんを食べるだけでなく、必要な食料品を持って帰ることもできる。子どもたちは卵パックを新聞で包んだり、米を小分けしたりして家族への「お土産」を選んでいた。
正午ごろ、大きなコロッケがこんがりと揚がった。子どもたちはテーブルにアクリル板やお皿を並べ、配膳係の高校生から、お皿に盛ってもらう。最近は、新型コロナの感染予防として黙食を心がけており、みんなで「いただきます」と声をそろえることはない。それぞれ席に着いて食べ始め、ガパオライスを口に入れた女の子は「お肉の味いっぱい」と満足そう。お米を1粒も残さずに完食した。
調理に参加した香寺高3年の橋本萌衣さん(17)は「保育士になるのが夢だけど、コロナ禍で実習がない。子どもたちとふれあう良い機会でこれからも参加したい」と笑顔。同高の授業「保育技術」を選択した生徒たちが、同食堂を継続的に手伝っているという。
ほぼ毎回訪れるという小学6年の女子児童は「2年くらい前から来てる」。別の女の子は「みんなで一緒に食べたからおいしかったー」とにっこり。子ども用のリュックサックに野菜や缶詰などを詰め、「また来月来てな!」と記者に声をかけて帰って行った。

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