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ほこみち制度を活用して設置されたいすやテーブルを確認する関係者=姫路市西二階町
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ほこみち制度を活用して設置されたいすやテーブルを確認する関係者=姫路市西二階町
ほこみち制度を活用して設置されたいすやテーブルを確認する関係者=姫路市西二階町
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ほこみち制度を活用して設置されたいすやテーブルを確認する関係者=姫路市西二階町

 兵庫県姫路市の姫路駅と姫路城を結ぶ大手前通り(約850メートル)で、歩道部分を活用してにぎわいのある道路空間を目指す「歩行者利便道路(ほこみち)」の運用が始まった。初日の1日には飲食店の店舗前など3カ所に飲食や休憩ができるテーブルやいすが設置された。キッチンカーの出店や地元商店街と連携したイベントも計画されており、メインストリートの風景が変わっていきそうだ。(井上 駿)

 ほこみちは、民間事業者が道路を利用する際に必要な道路占用許可を柔軟に認め、歩道上にいすや看板などを設置しやすくして歩道の活用を促す国の制度。大手前通りは昨年2月に全国で初めて指定を受け、地元の商店主らでつくる「大手前通り街づくり協議会」が活用されるスペースの管理やイベントの運営を担う。

 大手前通りは、道路幅50メートルのうち、左右に約16メートルの歩道があり、2020年3月に完了した再整備事業では、歩道で通行人が一息つけるよう、ウッドデッキやベンチを設置している。

 ほこみちで活用できるスペースは9カ所あり、1日には通り沿いにあるレンタルスペース「トキトバ」、ヤマサ蒲鉾(かまぼこ)大手前店、クラフトビール専門店「コガネ」前の3カ所に飲食や休憩ができるいすやテーブルが置かれ、同協議会の会員や姫路市、姫路署の担当者が現地を見回った。

 コガネ前では、営業時間中、日よけのパラソル付きのテーブルといすを置く。同店オーナーの梶原伸介さん(45)は「歩行者が一息ついてくつろげるスペースになれば。自由に使ってもらいたい」と話していた。

 3日にはえきそば大手前店前にも設置された。同協議会では、新型コロナウイルスの感染状況が収束後、オープニングイベントの開催も予定している。

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