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ガイドから姫路城の歴史を聞く外国人観光客=姫路市本町
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ガイドから姫路城の歴史を聞く外国人観光客=姫路市本町

 新型コロナウイルス禍で休止していた姫路城(兵庫県)の外国人観光客向け定時ガイドが12日、約2年半ぶりに再開した。ボランティアガイドが城を訪れた外国人に築城の背景などを説明しながら、菱の門や天守を案内。観光客は白亜の大天守を見上げ、ガイドの話を興味深そうに聞いていた。(橘高 声)

 外国人観光客向けの定時ガイドは2018年11月から始まり、英語や中国語で城内を案内してきた。20年3月末までに約4200人に対応してきたが、コロナ禍で外国からの出入国が難しくなった同年4月以降休止していた。

 姫路城運営事務所によると、10月に個人の外国人旅行客の入国が解禁されるなど、観光客の増加が見込まれるため、ガイドの再開を決めたという。土、日曜、祝日の午前10時と午後1時にスタートし、当面は英語のみ対応する。

 この日はスイスから訪れた女性2人が参加。ガイドの新保千恵子さんが「姫路城は約470本の柱で支えられ、築城当時のものが今も残っている」などと説明。2人は柱に触れながら熱心に耳を傾けた。

 サラ・セッコさん(35)は「歴史的背景が分かって面白かった。日本は戦争や地震があっても木造建築が残っていて感動した」と話していた。

 姫路城管理事務所TEL079・285・1146

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