光線力学診断を取り入れ、ぼうこうがんの内視鏡手術をする医師たち。病変が赤く発光している(姫路赤十字病院提供)
光線力学診断を取り入れ、ぼうこうがんの内視鏡手術をする医師たち。病変が赤く発光している(姫路赤十字病院提供)

 ぼうこうがんの内視鏡手術数が年間約200例と県内トップクラスを誇る姫路赤十字病院(姫路市下手野)が今秋、再発率の低下が期待できる「光線力学診断」を用いた手術を開始した。患者があらかじめ蛍光物質を内服し、ぼうこうに青い光を当てると病変が赤く発光。目に見えないがん細胞も残さず切除できる可能性が高まるという。