本紙連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の登場場面やキャラクターを彫り続けている兵庫県姫路市の消しゴムはんこ作家・健潤堂(けんじゅんどう)さんによる初めてのワークショップが11月12日と、同25日に姫路市の安室公民館と、面白山児童センターでそれぞれ開かれる。(前川茂之)
健潤堂さんは二児の母で、2022年の連載開始を知って以来、毎週欠かさず、親子で感想を送っている程の熱烈なデブ猫ファン。制作したデブ猫ちゃんの消しゴムはんこは随時、交流サイト(SNS)でアップしており、原作者の早見和真さんやかのうかりんさんからも「公認」のお墨付きを得ている。
彫るのは主人公のマルや丹波竜のぴーちゃんなど、物語に登場するキャラクターたち。これまでの作品の展示もあり、健潤堂さんは「はんこを彫ったり、押したりしながら、デブ猫ちゃんの世界を楽しんで」と参加を呼びかけている。
いずれの会場も午前10時と同11時の2回制。各回定員6人で材料費が必要。姫路市外の人も参加可能だが、安室公民館は同館に置いてある申込用紙の持参が必要。安室公民館TEL079・295・8464、面白山児童センターTEL079・294・3345