パリ五輪での戦いを振り返る(左から)真鍋政義監督、井上愛里沙選手、宮部藍梨選手=姫路市役所
パリ五輪での戦いを振り返る(左から)真鍋政義監督、井上愛里沙選手、宮部藍梨選手=姫路市役所

 日本勢が金メダル20個を獲得し、今月11日に閉幕したパリ五輪。姫路市出身の真鍋政義監督(61)が率いた女子バレーボールは予選ラウンドで敗退したが、最終戦でケニアにストレート勝ちを収めるなどファンを魅了した。姫路に戻った真鍋監督は「五輪出場権をかけた国際大会を約1カ月前に終え、選手の心身のピークを再び合わせるのが難しい大会だった」とパリでの戦いを振り返った。(田中宏樹)

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 真鍋監督は東京五輪後の2021年、5年ぶりに代表チームの指揮官に復帰。目標とするパリ五輪に向けてチームを強化し、今年5~6月にあった国際大会「ネーションズリーグ」で出場権を獲得した。