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 2024年の基準地価が発表された。商業地の価格は、姫路市では中心部で上昇が目立ち、前年比プラス1・2%。西播磨4市3町は同0・3%で、1991年以来33年ぶりに上昇に転じた。住宅地の価格は神崎郡3町を含む中播磨、西播磨がいずれもマイナス0・5。両地域は99年から26年連続の下落となり、人口減や高齢化の進行が影響しているとみられる。(田中宏樹)

 基準地価は、1平方メートル当たりの土地価格を7月1日時点で評価したもので、土地の取引価格や固定資産税を算定する目安となる。