夏休みのお出かけスポットなのに、近年の猛暑で客足が遠のいているという。手柄山平和公園の山の上にある手柄山温室植物園(姫路市手柄)だ。名前に「温室」が付くことから、「暑い施設」と連想されているようだ。そこで同園は、熱帯や亜熱帯をイメージした「大温室」に、現地さながらのスコールを降らせることにした。来園者にぬれてもらい、涼を感じてもらう。夏休み限定の企画で評判は上々という。31日まで。
同園によると、近年の猛暑は客足に影響しているといい、7~9月の入園者数はピークの3月と比べて4割ほど少ないという。
同園は、大温室の天井に設置してあった散水用スプリンクラーに着目した。植物への水やりを兼ねながら、熱帯のスコールのように降らせる。「ジャングルスコール体験」と名付け、昨年から本格的に始めた。
大温室はガラスのパネルで囲まれたドームになっており、熱帯や亜熱帯の約530種が植わる。スコールは毎日午後2時から15分間。大量の水滴が降り注ぐと、ヤシやバナナの木の葉を打つ音が温室内に響く。来園者は、同園が用意したモンステラなどの植物の葉を傘代わりに歩き、ジャングルの雰囲気を味わう。
女児(8)=姫路市=は母(40)や、いとこの子どもたちとともに来園した。幅1メートルくらいのモンステラを手に、「水にぬれたけど楽しかった。トトロみたいな冒険ができた」と笑顔だった。
植物の葉のほか、ビニール傘も貸し出しもある。午前9時~午後5時(入園は同4時半まで)。入園料250円。6歳~中学生は100円。金曜休園。同園TEL079・296・4300(船田翔太)
























