マルアイの新業態「マルアイビッグ」のロゴ(提供)
マルアイの新業態「マルアイビッグ」のロゴ(提供)

 食品スーパー「マルアイ」(兵庫県加古川市)は9月9日、新業態店「MARUAI BIG(マルアイ ビッグ)」を同県高砂市のショッピングモール「アクロスプラザ高砂」にオープンする。毎日安売りを意味する「エブリデーロープライス(EDLP)」の営業スタイルを導入し、陳列に工夫を凝らし、BGMを洋楽にするなど、既存店とは異なる見せ方に取り組む。

 マルアイビッグは「ダイナミック(躍動)」「デスティネーション(来店目的)」「ディライト(楽しみ)」の「3D」を掲げる。大量陳列で迫力のある売り場を作り、手に取りやすい価格や魅力ある品ぞろえで、従業員も来店者も楽しく元気になるような売り場を目指す。

 背景には、働く世帯の増加で「特売日に買いに行けない」という声があった。これまでにも一部店舗でEDLPを取り入れてきたが、今回の店舗は売り場面積が約2千平方メートルとマルアイの中で最大規模。仕入れや物流の見直しに加え、広さを生かした陳列にすることで補充頻度を減らして値段を下げる。

 店舗ロゴも既存店とは異なり、買い物かごを模したイラスト入りのアルファベット表記に。従業員は赤のエプロンで統一し、店内のBGMも時間帯によって変える。山口学・常務取締役営業本部長は「マルアイが100年企業となるための新たな試み。納得して喜んで買ってもらえる店にしたい。お客さまに向き合い、今後広げることも考えたい」と話す。

 営業時間は午前9時~午後9時。(中川 恵)