世界各国の選手たちが活躍した今夏のサッカー・ワールドカップ(W杯)では、多彩な国名に想像がかき立てられた。姫路市内にも約80カ国・地域、1万5千人ほどの外国人が暮らす。自宅や学校を訪ね、料理を通じて母国を紹介してもらった。姫路で味わう「ワールド・ディッシュ(W皿)」をどうぞ。
■内戦逃れ、12年前に家族で移住
塩とカルダモンで2時間ゆでた鶏もも肉を、ずんどう鍋に入れて軽くほぐし、その上に揚げた薄切りのナスを均等に敷き詰める。そこへ生米を入れ、鶏のゆで汁でぐつぐつ煮込むと、香ばしい湯気が上がる。
「盛り付け方が面白いんですよ」。姫路市夢前町に家族5人で暮らすシリア人のアイシャ・アベドさん(42)がいたずらっぽく笑う。鍋にふたをするように大きめの皿をかぶせた。そしてそのままひっくり返す。家庭料理「マクルーバ」が完成した。
























