兵庫県内で観測された落雷を2017年7月~26年5月末のデータで集計すると、計30万件以上にのぼることが分かった。全国約300万件のデータを基に神戸新聞社が人工知能(AI)も活用して解析、可視化すると、雷雲が移動していく様子や落雷数の地域差が浮き彫りとなった。

 気象データ配信サービス「お天気データサイエンス」を運営する日本気象(大阪市)から、気象庁の雷観測システム「LIDEN」の観測データの提供を受け、神戸新聞社が解析した。地点データを兵庫県内に抽出した上で、市町別や月別、時間帯別に集計し、短期間に雷が集中した日の分布の推移も可視化した。

■丹波、北播磨に集中

最も落雷が多かった2019年9月11日正午時点の落雷マップ。丹波地方に25件の落雷が確認されている(データは日本気象・お天気データサイエンス提供)