尾瀬耕司さん(左)の解説を聞く参加者ら。手前に置かれているのが、発見された棟札=佐保神社
尾瀬耕司さん(左)の解説を聞く参加者ら。手前に置かれているのが、発見された棟札=佐保神社

 北播磨有数の規模を誇る佐保神社(加東市社)で、本殿保存修復工事の現地説明会が開かれた。工事を進める中で発見された約470年前の棟札の一部が紹介されたほか、現在の本殿が約270年前に再建された時のいきさつなども披露された。担当者は「工事後には市文化財の指定を目指している」とし、重要文化財と同等の修理を進めているという。(金井恒幸)