高さ約53センチの捕虫袋を付けたネペンテス・トランカータ。奥の捕虫袋も50センチに迫る=県立フラワーセンター
高さ約53センチの捕虫袋を付けたネペンテス・トランカータ。奥の捕虫袋も50センチに迫る=県立フラワーセンター

 2年前、栽培する食虫植物ウツボカズラの捕虫袋が世界最長と認定された県立フラワーセンター(兵庫県加西市豊倉町)。その一種「ネペンテス・トランカータ」の捕虫袋が、記録に迫る高さ約53センチまで育っている。同じ株には50センチ級の捕虫袋が他に二つ。担当する土居寛文さん(62)は「ここでしか見られない」と話す。同園で27日まで開催中の「食虫植物特別展」で公開している。(敏蔭潤子)

 ネペンテス・トランカータの捕虫袋は、葉の先端から伸びるつるの先に付く。つぼのような形をしており、中に落ちた虫を溶かして養分を取る。成長してから約半年後に枯れ始めるという。同園では2022年8月、温室の岩場で栽培するトランカータの捕虫袋が高さ55・5センチに達しギネス世界記録に認定。英国の植物園が持っていた記録を12・5センチ上回った。