播磨と丹波を結ぶ街道を見下ろす、加東市の三草山(標高約430メートル)。播磨小富士と呼ばれ、源平合戦の古戦場として知られる山は、地元住民や登山者に親しまれている。その山中に、なかなか見つからないとうわさのビューポイントがある。「狼(おおかみ)岩」だ。6年半前には先輩記者が探索に挑戦したが、志半ばで下山した。その無念を晴らすべく、地元の登山家に頼み込んで案内してもらった。(井筒裕美)
■先輩記者も志半ばで下山
2019年5月の本紙記事によれば、発端は市観光協会にかかってきた「狼岩ってどこなんですか」という電話。かつて市職員が山道を整備し、案内板も設置したが、職員と先輩記者が森を探しても見つからなかった。切り立った岩で屈指の眺望を誇る「天狗(てんぐ)岩」のそばにあるらしいが…。























