加西署は13日、母親を包丁で切りつけるなどして殺害したとして、加西市の無職男(51)を殺人容疑で逮捕した。男は「包丁で切りつけて殺したことに間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、11日午前11時40分ごろから13日午前5時前までの間、同市の自宅で、同居する介護士の母親(77)を刃物で切りつけるなどして殺害した疑い。
同署によると、13日午前4時45分ごろ、男から「2日前に自宅で母親を殺した」と通報があり、同署員が駆け付けると、母親が台所で血を流して倒れていた。首や左腕などに複数の傷があり、その場で死亡が確認された。
男は母親と2人暮らしだったという。
現場は北条鉄道北条町駅の南約800メートルの住宅街。