神戸地裁=神戸市中央区橘通2
神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 生後2カ月の次男の頭や顔を殴って死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた西宮市の会社員の男(40)の裁判員裁判初公判が1日、神戸地裁(坂口裕俊裁判長)であり、男は起訴内容について「間違いない」と認めた。

 起訴状などによると、2024年3月17日午前7時半ごろ~同10時40分ごろ、自宅で次男の頭や顔を左拳で多数回殴る暴行を加え、頭蓋内損傷で死亡させたとされる。

 冒頭陳述で検察側は、被告は泣くことしかできない次男に愛情を持てず、疎ましく思っていたと指摘。事件当時はソファに寝かせた次男が泣き出す前に2回、泣くとさらに3回殴り、死なせたと主張した。

 弁護側は、事件前日から働き出した妻に代わり慣れない育児を任され、思い通りにいかないことに腹を立てた末の突発的な犯行で、現在は反省していると訴えた。