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「命どぅ宝」の一場面
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「命どぅ宝」の一場面

 劇団文化座(東京都)は8月6、7日、沖縄の戦後を描いた劇「命(ぬち)どぅ宝」を、神戸市中央区楠町4の神戸文化ホールで上演する。来年は沖縄の本土復帰から50年。「芝居を通じて沖縄に寄り添うことにつながれば」としている。(田中真治)

 同作品は劇団創立75周年を記念し、杉浦久幸さんが書き下ろし、鵜山仁さんの演出で2017年に初演。来年の沖縄公演を前に全国を巡演しており、神戸演劇鑑賞会の8月例会として上演される。

 主人公は、米軍占領下の沖縄・伊江島で土地接収に抵抗した阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)氏と、反基地運動の先頭に立った政治家・瀬長亀次郎氏。2人が土地闘争と本土復帰を進めていくドラマを、琉球音楽や舞踊を交えて描く。

 文化座はたびたび沖縄を題材にした作品を上演し、代表の佐々木愛さんは映画「沖縄」(1970年)に主演。阿波根氏と瀬長氏の関係を示す手紙が見つかったことをきっかけに、舞台化を企画したという。

 米軍普天間飛行場の移設反対運動を取材し、「なぜ座り込みをするのか、原点を探りたかった」と制作の中山博実さん。「沖縄のガンジー」といわれた阿波根氏の非暴力の闘いと戦争の悲劇を伝え、「命の尊さという当たり前のことを改めて心に留めてもらいたい」と話す。

 出演は白幡大介さん、藤原章寛さんほか。神戸市東灘区出身の岡田頼明(よしあき)さんが瀬長氏の側近役を演じる。

 6日午後6時半、7日同1時半開演。入会金千円、月会費一般3500円(2カ月分前納)。同会TEL078・222・8651

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