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追悼と復興への思いを込め太鼓を打ち鳴らす「太鼓衆団 輪田鼓」のメンバーたち=17日午後5時50分、神戸市中央区、神戸阪急(撮影・秋山亮太)
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追悼と復興への思いを込め太鼓を打ち鳴らす「太鼓衆団 輪田鼓」のメンバーたち=17日午後5時50分、神戸市中央区、神戸阪急(撮影・秋山亮太)

 神戸・三宮の「神戸阪急」2階北側の広場で17日夕、神戸市兵庫区を拠点に活動する「太鼓衆団 輪田鼓」が、震災の犠牲者を悼む「鎮魂と希望の太鼓」を披露した。新型コロナ禍により昨年は中止となったため、2年ぶりの開催。吹きすさぶ寒風にも負けず、メンバーたちは追悼や復興への思いを込め、力強い太鼓の音色を響き渡らせた。

 輪田鼓は、1989年に市内外の和太鼓愛好者が集まって創設。阪神・淡路大震災ではメンバーたちも被災したが、発生直後の95年3月から避難所を回り、歌や太鼓で被災者を励ました。その後も中越地震や東日本大震災など全国の被災地で、復興を祈念するコンサートを開いている。

 この日は、震災発生時刻から12時間後の午後5時46分に合わせて演奏。黙とうした後、震災から立ち上がる人間のエネルギーを表現した「六甲風神」など4曲を、メンバー6人が披露した。民舞グループ「風の輪」のソーラン節もあった。

 代表の田中嘉治さん(69)は「これからも震災について考えてもらうきっかけとして、演奏を続けたい」と力を込めた。演奏を聴いた神戸市西区の男性(67)は「三宮に来ると、震災翌日に車で勤務先にたどり着いた時のことを思い出す。太鼓の素朴な音に元気をもらった」と話した。(綱嶋葉名)

【特集ページ】阪神・淡路大震災

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