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兵庫県内の風景などを描写した川西英の作品が並ぶ=神戸ゆかりの美術館
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兵庫県内の風景などを描写した川西英の作品が並ぶ=神戸ゆかりの美術館

 神戸市出身の創作版画家川西英(ひで)(1894~1965年)が、生涯に3度制作した「百景」と題する風景連作を紹介する特別展「川西英 三つの百景」(神戸新聞社など主催)が15日、神戸ゆかりの美術館(同市東灘区向洋町中2)で始まる。戦前、戦後の移ろう街並みや県内の名所を木版や水彩などで描いた約300点を前後期に分けて展示する。(千葉翔大)

 戦前の神戸を題材にした木版画「神戸百景」、戦後の都市風景を水彩などで表現した「神戸百景(新神戸百景)」、神戸新聞の連載のため県内の名所をポスターカラーで描いた「兵庫百景」が一堂にそろう。版画制作の際に使った版木の一部も初公開する。金井紀子学芸員は「三つのオリジナルを一緒に紹介するのは初めて。神戸ゆかりの作品を多くの人に届けたい」と話す。

 会期は12月25日まで。一部を入れ替えた後期展示は11月22日から。午前10時~午後5時(入館は同4時半まで)。月曜休館。一般千円、大学生500円、高校生以下無料など。

 15日から土曜日は隔週で担当学芸員によるギャラリーツアー(無料、先着20人)を開催。11月19日と12月3日の午後2~4時は、小中学生対象のワークショップ「川西さんの版画を刷ってみよう」(各日定員12人、同館ホームページから申し込む)がある。同館TEL078・858・1520

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