全国最大級のネコイベント「ネコ市ネコ座」のステージに立つマル=デザイン・クリエイティブセンター「KIITO」
全国最大級のネコイベント「ネコ市ネコ座」のステージに立つマル=デザイン・クリエイティブセンター「KIITO」

 「楽しみながらネコ助け」をテーマにした全国最大級の猫イベント「ネコ市ネコ座」が18、19日、神戸市中央区小野浜町のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)であった。保護猫カフェやシェルターなどを運営する「ネコリパブリック」(東京)の主催。全国から出店者が集まり、売上金の一部は保護猫活動の資金に充てられる。

 猫関連の雑貨や飲食店などが並ぶ「ネコ市」には国内各地から約90のブースが出店。ここでしか手に入らない猫グッズを買い求める多くの猫ファンでにぎわった。神戸新聞で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のブースも設けられ、主人公のマルが店頭で記念撮影などに応じていた。

 ステージで行われた「ネコ座」では、保護猫活動を学ぶ「猫塾」や、獣医師よる「猫の病気・栄養学セミナー」、モデル・俳優で、保護猫と暮らす敦士さんのトークショーもあった。

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 神戸税関(同市中央区新港町)では18日、イベント「オープンカスタムス2023」が開かれた。中庭であった「着ぐるみ大集合」には、マルが登場。神戸税関のマスコットキャラクター「カスタムちゃん」や県警の「こうへいくん」、海上保安庁の「うみまる」など官公庁系の着ぐるみも駆け付け、入場者らと記念撮影を楽しんだ。(藤原 学)