チキンガーリックステーキのクリスマスコンサートで共演するマル=神戸新聞松方ホール
チキンガーリックステーキのクリスマスコンサートで共演するマル=神戸新聞松方ホール

 結成33周年を迎え、今年、神戸市文化活動功労賞を受賞した地元・神戸のアカペラグループ「チキンガーリックステーキ(チキガリ)」のクリスマスコンサートがこのほど、神戸市中央区東川崎町1の松方ホールで開かれた。神戸新聞で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公・マルとの共演もあり、チキガリの透き通った歌声とマルのユニークな動きで観客を魅了した。

 チキガリとマルの共演は、神戸栄光教会(4月)、神戸みなとまつり(7月)に続き3回目。約700人のチキガリファンで埋め尽くされる中、クリスマスソングを中心にオリジナル曲や演歌など計約25曲の多彩なレパートリーを披露。ステージ中盤には、サンタ帽をかぶり胸にリボンをつけたマルが舞台に立ち、童話に登場する「満月の夕(ゆうべ)」を一緒に熱唱した。(藤原 学)