兵庫県ゆかりのプロ野球選手らが28日、須磨区のG7スタジアム神戸で野球教室を開いた。埼玉西武ライオンズなどで活躍した伊丹市出身の中島宏之さんや報徳学園高校から阪神タイガースに入団した今朝丸裕喜選手ら6人が、県内各地から集まった小学生約150人に守備やバッティングを指導した。
野球業界の関係者らでつくる「一般社団法人スポーツウィッシュ兵庫」が昨年に続いて主催。オリックスバファローズの堀柊那選手、広島東洋カープの石原貴規選手と野間峻祥選手、埼玉西武の野村大樹選手も参加した。
野球教室はキャッチボールからスタートし、学年ごとに分かれて打撃と守備を練習。選手は小学生に混ざってプレーの手本を見せたり「ナイス」「うまい」と声をかけたりした。
終了後には、選手のサインボールや使用済みの革手袋などが当たる抽選会とトークショーもあった。来年の目標を質問された今朝丸選手は「(阪神は)連覇がかかっているので、戦力になれるように頑張る」と意気込んだ。
明石市立松が丘小学校の6年生(12)は「守備の滑らかな動きや踏み込みの力が伝わるバッティングを学べた」と目を輝かせた。(村上貴浩)























