祖母を亡くした白石美貴子さん。竹灯籠を見つめ手を合わせる=17日午前5時40分、東遊園地(撮影・大田将之)
祖母を亡くした白石美貴子さん。竹灯籠を見つめ手を合わせる=17日午前5時40分、東遊園地(撮影・大田将之)

 一度でいいから会いたい、声を聞きたい-。阪神・淡路大震災でかけがえのない存在を失った人たちが17日、神戸・三宮の東遊園地で祈りをささげた。31年がたっても癒えない寂しさ。だからこそ、誓う。あなたのことを、決して忘れないと。

 「お父さんは、おばあちゃんより長生きしたよ。お母さんと2人、そっちに行ったからよろしくね」。東遊園地を訪れた茨城県つくば市の白石美貴子さん(63)が、祖母北地(きたち)キクさんの銘板の前で静かに語りかけた。