トークショーで質問に答える八村塁選手(右から2人目)。神戸ストークスに所属する弟の八村阿蓮選手(同3人目)も加わった=ジーライオンアリーナ神戸
トークショーで質問に答える八村塁選手(右から2人目)。神戸ストークスに所属する弟の八村阿蓮選手(同3人目)も加わった=ジーライオンアリーナ神戸

 米プロバスケットボールNBAの八村塁選手(28)が主宰する次世代育成プロジェクト「BLACK SAMURAI(ブラックサムライ)」が、神戸市中央区新港町のジーライオンアリーナ神戸で開かれた。ファン向けのイベントでは、八村選手が練習時のルーティンを披露。トークショーもあり、元チームメートのスーパースターやBリーグへの思いを語った。(池田大介)

 ブラックサムライは昨年から日本国内で始まり、神戸では初開催。4、5日の2日間、中高生対象の「強化キャンプ」を実施し、八村選手の元スキルコーチ、フィル・ハンディさんが指導に当たった。

 5日には、会場に訪れた約6400人のファンに向けたイベントがあり、八村選手が「量より質」を重視しているという日ごろのトレーニングを紹介。ハンディさんからパスをもらい、ゴール下やフリースローライン、スリーポイントラインと距離を変えながら休みなくシュートを打った。

 トークショーでは、Bリーグ新1部「Bリーグプレミア」に参入する神戸ストークスの選手らから質問を受けた。NBAレーカーズでチームメートだったレブロン・ジェームズ選手について「小さい頃にテレビで見ていた人とコートで一緒に戦い、モチベーションになった」と振り返った。さらに「今回も『日本に来る』って言ってたんですけどね」と明かし、「今度は連れてきます」と宣言して会場を沸かせた。

 日本でのプレーについて尋ねられ、「Bリーグでキャリアを終わらせたい」と答える一幕も。最後は「もっともっとNBA選手が出るように、日本のバスケのために頑張っていきたい」と意気込んだ。

 社会人チームでプレーする大阪府寝屋川市の会社員男性(34)は「大きくて迫力があり、オーラを感じた。シュートの練習を見ることができたので、自分でも取り入れていきたい」と話した。