広島は6日、米国による原爆投下から81年を迎え、広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が開かれる。松井一実市長は平和宣言で核兵器の使用が容認されかねない時代に強い危機感を表明。国際法をないがしろにする「大国の横暴な振る舞い」は世界の平和と安定を根底から揺るがすと批判し、核兵器廃絶に向けた行動を求める。
松井氏は核兵器の非人道性を軽視することは「第三のヒロシマ・ナガサキ」をつくり出しかねないと強調。廃絶を願う市民社会を「いつまで失望させ続けるのか」と世界の為政者に問いかける。
式典には過去最多の123カ国・地域と欧州連合(EU)の代表が参列予定。高市早苗首相と広島県の横田美香知事が就任後初めてあいさつする。
式典後、高市首相は原爆資料館を視察し、被爆者団体と広島市内で面会する。
厚生労働省によると、被爆者は昨年初めて10万人を下回り、今年3月末で9万1105人となった。平均年齢は86・66歳で、直接証言を聞く機会は失われつつある。
























