アパートの雨どいから出た火を消火し、須磨署長感謝状を受け取る木谷悠人さん(左)=神戸市須磨区大池町5、須磨署
アパートの雨どいから出た火を消火し、須磨署長感謝状を受け取る木谷悠人さん(左)=神戸市須磨区大池町5、須磨署

 住んでいるアパートの雨どいから火が出ていることに気付き、燃え広がる前に消火したとして、兵庫県警須磨署は、神戸大学医学部3年の木谷悠人さん(20)に署長感謝状を贈った。

 同署によると、木谷さんは7月6日午後10時半ごろ、神戸市須磨区南落合の2階建てアパートに自転車で帰宅した際、駐輪場が普段より明るいことに気付いた。見ると、雨どいの下部から火が出ていた。

 「とにかく火を消さないといけない」。部屋に戻り、洗面器に水をくんで火元にかけた。出火直後だったとみられ、2度目で鎮火。焼損は雨どいや室外機、ベランダを仕切るパネルにとどまり、けが人はなかった。

 感謝状を受け取った木谷さんは「うれしいが、本当に起こったことなのか、まだ現実感があまりない」としつつ、「1人暮らしで隣の住人も知らなかったので、いざというときのために関係を築いておきたい」と話した。(尾仲由莉)