MIRAIノートで対話相手になるキャラクターたち(三田市提供)
MIRAIノートで対話相手になるキャラクターたち(三田市提供)

 小中学生の不登校が全国的に増える中、三田市教育委員会が生成人工知能(AI)を使った対話アプリを大阪教育大(大阪府柏原市)などと開発している。個性のあるキャラクターが質問や悩みに答え、思春期の子どもがキャラとのやりとりを通して不安の軽減、気持ちの整理に役立ててもらう狙いがある。不登校の兆候を見つけ、早期支援にもつなげたい考えで、実証実験の行方が注目されている。(谷川直生)