支援物資を置く場所やルートなどを考える各団体の職員ら=三木総合防災公園
支援物資を置く場所やルートなどを考える各団体の職員ら=三木総合防災公園

 南海トラフ地震の発生を想定し、被災地に送る物資の供給拠点を設置する関西広域応援訓練が、県立三木総合防災公園(三木市志染町三津田)であった。関西広域連合の府県関係者や物流事業者、協定を結ぶ小売業者など32団体約70人が参加。阪神・淡路大震災を機に大規模災害時の拠点として整備された同公園。参加者は「明日起きてもおかしくない災害に対して、速やかな連携で被災者を救う」ため、準備を徹底した。(大山伸一郎)

 訓練は関西広域連合が毎年主催。南海トラフ地震により徳島県の1次物資拠点が使えなくなり、同県からの依頼を受けて三木総合防災公園に代替施設「0次物資拠点」を設置する-との想定に基づき行った。