サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会が行われ1次リーグF組に入った日本=5日、米ワシントン(共同)
 サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会が行われ1次リーグF組に入った日本=5日、米ワシントン(共同)

 来年6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)で、日本の対戦国が決まった6日、国内のサッカーファンから、過去に4度阻まれた「ベスト16の壁」の突破を期待する声が上がった。「全勝で1次リーグを勝ち上がってほしい」とのエールも聞かれた。

 強豪のオランダなど欧州2カ国のほか、チュニジアと同じ組に入った日本。千葉県柏市の三協フロンテア柏スタジアムでJ1最終節を観戦した20代の男性会社員は「全勝で1位通過を決めてほしい」と期待を込めた。

 東京・渋谷のサッカーグッズショップを家族で訪れた世田谷区の会社員坂本英樹さん(44)は「そこまで厳しいグループという感じはしない」とほっとした表情。前回大会で強豪のドイツとスペインに勝利し「今回は他国から警戒されるだろうが、1次リーグでつまずいていたら初のベスト8は見えてこない」と語った。

 「W杯出場国なので、どこと当たっても厳しい戦いになる」と話したのは、横浜市の会社員小川暁彦さん(48)。オランダとの初戦がポイントになると指摘した。