ミラノ・コルティナ冬季五輪のイタリア国内での聖火リレーでトーチに火を灯す第1走者のグレゴリオ・パルトリニエリ=6日、ローマ(共同)
 ミラノ・コルティナ冬季五輪のイタリア国内での聖火リレーでトーチに火を灯す第1走者のグレゴリオ・パルトリニエリ=6日、ローマ(共同)

 【ローマ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕まで2カ月となった6日、イタリア国内での聖火リレーがローマでスタートした。ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)で行われる来年2月6日の開会式まで約1万人が参加し、中部ピサの斜塔やベネチアの運河などの観光名所も巡って約1万2千キロをつなぐ。

 1960年ローマ夏季五輪のメインスタジアムそばの競技場で式典が行われ、競泳男子で2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストのグレゴリオ・パルトリニエリが第1走者を務めた。

 聖火ランナーにはイタリアの著名人も選ばれ、フィギュアスケート女子で14年ソチ五輪銅メダルのカロリナ・コストナーさん、サッカーで06年ワールドカップ(W杯)を制したイタリア代表主将を務めたファビオ・カンナバロさんらが名を連ねている。