男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)ダイナミックなフォームで踏み切った山本篤選手(撮影・吉村もとさん、(C)kobe2024/WPA)

 28日に開幕するパリパラリンピックで撮影に臨むカメラマンの中に、大阪市出身の吉村もとさん(43)=岐阜県在住=がいる。パラスポーツに魅了され、世界大会を20年間追いかけてきた吉村さん。5月に神戸市須磨区で開催されたパラ陸上世界選手権では、公式カメラマンとして活躍した。神戸からパリに舞台を変え、「心を打つ1枚を世界に届ける」と意気込む。(門田晋一)

男子やり投げ(脳性まひF34=座位)で体をのけぞりながらやりを投げるコロンビアの選手(撮影・吉村もとさん、(C)kobe2024/WPA)