■JR加古川線全通100年、横尾忠則さんインタビューも

 兵庫県内の南北を走り、加古川駅(加古川市)と谷川駅(丹波市)を結ぶJR加古川線が全線開業してから、2024年12月で100年。県内随一の大河、加古川に沿った鉄路は産業を支える動脈、通勤・通学の足として地域とともに歩んできました。その歴史などを連載記事で紹介するほか、沿線の西脇市出身で過去にラッピング電車のデザインも手がけた美術家・横尾忠則さんや、鉄道好きで知られるタレントの斉藤雪乃さんのインタビューをお届けします(写真は10年撮影、横尾さんデザインのラッピング電車)。

■2025年の「福男」は誰に

 えべっさんの総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で1月10日早朝、恒例の「開門神事福男選び」があります(写真は2024年の様子)。24年は約5千人が参道を駆け、一番福は大学生の男性(19)、二番福は消防隊員の男性(23)、三番福は大学生の男性(23)がいずれも初参加でつかみました。難コースをクリアする技量と運が求められる福男。誰がその栄誉を手にするのか。速報を含め、お伝えします。

■阪神・淡路大震災30年 ニュースや連載で多角的に

 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は1月17日で発生から30年となります。シリーズ「たどる 人、まち 震災30年」は特別編として、震災当時から在籍する記者たちが、発生直後の取材現場で感じたことや、その後の記者人生に影響したことなどをつづります。このほか、大丸神戸店の被災後の歩みを振り返る大型記事、災害の記憶継承をテーマにした連載なども予定。節目の行事の様子を伝えるニュースを含め、さまざまな関連記事や連載で多角的に震災を検証します。

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■干支の「巳」にまつわる地域話題を特集

 2025年の干支(えと)は、ヘビを表す「巳(み)」。動物の中でも避けられがちなヘビですが、神の使いや、金運、幸福をもたらしてくれるありがたい存在として地域に根差しています。物価高など「ヘビー」な話題が多い昨今ですが、世情が好転しますように-。そんな願いを込め、ヘビにまつわる兵庫県内の話題をご紹介します(写真は、兵庫県宝塚市の清荒神清澄寺の参道にある「池田竹産店」でお客さんを出迎える白ヘビ)。

■「震災30年 語る」に俳優の鈴木亮平さん

 阪神・淡路大震災が起きた時のこと。災害列島で生きるということ-。震災30年に合わせ、記者が話を聞きたい各界の人に会いに行く企画「震災30年 語る」。1月は、兵庫県西宮市出身で小学生の時に阪神・淡路を経験した俳優・鈴木亮平さんが登場します。続く2月には、西宮市の関西学院大卒で、阪神・淡路で両親を亡くした少女の再生を描いた小説「翔ぶ少女」の著作がある作家の原田マハさんにインタビュー予定です。

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