「最後の会話は今も記憶に」「近所の人を大事にしていたね」-。大切な家族や友人を失って31年が過ぎた。17日、兵庫県内各地の追悼の場では、遺族をはじめ多くの人が手を合わせた。元気だった姿をしのび、悲しみを乗り越えて生きてきたことを報告するために。
■祖母の温かい手、感触は今でも 尾西輝昭さん(51)=神戸市灘区
祖母の尾西タズヱさん=当時(84)=を神戸市灘区で亡くした 幼稚園の送り迎えをしてくれたり、母がパート勤務のときに昼ご飯を一緒に食べてくれたりして、幼いころはとても身近な存在でした。前年のお盆に会って、「大きくなったね」って声をかけてくれたので、「おばあちゃんが縮んだだけやろ」って冗談を言ったんです。それが最後の会話になるなんて、思ってもみなかった。






















