厚生労働省は今年4月から、全国の医療機関が報告した医療提供態勢の情報を集約した「医療情報ネット」の運用を始めました。神戸新聞社は県内の病院が報告した情報(4月末時点)から、項目別の病院ランキングをまとめ、順次紹介していきます。
今回は、特定の臓器や特定の疾患にとどまらず、症状に対して総合的に対応する総合内科専門医、急性疾患や外傷などの初期治療に当たる救急科専門医、別の病気の入院患者も含めた感染症対策に当たる感染症専門医の常勤人数ランキングを紹介します。厚労省のシステムに未報告の病院は含まれません。
総合内科は県内145病院が900・7人(常勤換算)を、救急科は44病院が166・7人(同)を、感染症は21病院が32・9人(同)を報告しました。ランキングは上位約100病院を紹介し、100に満たない場合は専門医を報告した全病院を紹介します。
病院ランキング<総合内科>大学病院が育成に注力 上位6病院に各30人以上在籍
病院ランキング<救急科>上位10病院に2/3が勤務 神戸・中央市民はERで高評価