耳鼻咽喉科はくびから上にある口・のど、耳、鼻といった器官、聴覚、嗅覚、味覚、平衡覚といった感覚、嚥下や言語といった機能を扱う。子どもの中耳炎から頭頸部腫瘍、顔面神経麻痺、めまい、いびきなどさまざまな疾患を対象とし、内科・外科的手法を駆使して治療する。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、兵庫県内の耳鼻咽喉科専門医413人を公表している。県内55病院に120・2人(常勤換算)が勤務している。在籍数は神戸大付属、兵庫医大の2大学病院が突出している。
=末尾に耳鼻咽喉科専門医在籍全55病院のランキング
3位の神戸・中央市民は特に高度難聴者に対する人工内耳手術を早くから導入し、全国屈指の実績を持つ。4番目に多い隈は甲状腺専門病院として知られ、甲状腺がんなどの外科手術に対応する。