【ソウル共同】韓国で2024年12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱首謀罪に問われた尹錫悦前大統領の論告求刑公判が9日、ソウル中央地裁で開かれた。一連の内乱事件の中心となる裁判で、特別検察官が最終意見を述べた上で求刑。内乱首謀罪の最高刑は死刑で、特別検察官の求刑内容に注目が集まる。
尹被告は濃紺のスーツに白いシャツ姿で出廷。韓国メディアによると、公判では弁護側の最終弁論、尹被告の最終意見陳述もあり、審理は終結する見込み。尹被告のほか金龍顕前国防相ら内乱重要任務従事などの罪に問われた軍、警察幹部ら計7人が対象となる。
内乱首謀罪の法定刑は死刑、無期懲役、無期禁錮に限られる。地裁は2月にも判決を言い渡す見通しだ。
起訴状などによると、尹被告は戦時やこれに準ずる国家非常事態でないのに違憲・違法な非常戒厳を宣言。国会などに軍と警察を動員して憲法秩序を乱す暴動を起こしたとされる。
一方、尹被告はこれまでの公判で、戒厳令は大統領の統治行為で内乱に当たらないと正当化し、起訴内容を全面的に否認してきた。























