三田市南部のフラワータウンで、商業施設などの屋上駐車場が一般に開放されている。現在は自転車BMXのスクールとヨガのレッスンが行われ、市外から家族連れの参加も。高齢化が進むニュータウンを若い世代にアピールし、活性化を図る。(尾仲由莉)
かつて「人口増加率日本一」を誇った市だが、2011年から人口の減少傾向が続く。街開きから40年がたったフラワータウン地域の屋上駐車場も利用頻度が大幅に減っていた。商業施設を運営する「北摂コミュニティ開発センター」の孝岡和人さん(43)は「これだけ広い場所があるのにもったいない。地域活性化のために活用できないか」と模索していたという。