芝生に並ぶ色とりどりの名車たち=三田市大原
芝生に並ぶ色とりどりの名車たち=三田市大原

 国内外のレトロな名車が集う「クラシックカーピクニック」が17日、県立有馬富士公園の臨時駐車場(三田市大原)で初めて開催された。フィアットの「パンダ」やローバーの「ミニ」など52台が並び、訪れた約300人が写真撮影や、車のそばでのランチを楽しんだ。(尾仲由莉)

 クラシックカー好きが交流する「オフ会」のメンバーらが、同公園を活用したいと管理事務所に依頼して実現した。臨時駐車場には車止めや白線がないため、斜めや円形など自由に配置できるのが利点という。

 会場では、日産の「パオ」や「ラシーン」が一列に並ぶなど、非日常的な空間が広がり、公園に遊びに行くため通りかかった親子連れらも興味津々。来場者は「かわいい」などと歓声を上げながらスマートフォンで記念撮影し、オーナーと、車のこだわりや魅力を語り合っている人もいた。