兵庫県の三田市教育委員会は3日、市立松が丘小学校(同市川除)の給食で、賞味期限切れの三色団子が提供されたと発表した。児童と教職員ら約140人が食べたとされるが、現時点で体調不良は確認されていない。
市教委学校給食課によると、団子はひなまつりに合わせ、ちらしずしや魚の西京焼きなどと合わせて提供。県内の業者が学校へ直接納入したが、同日午後、箱に記されている賞味期限が「令和7年2月28日」と3日過ぎていることに学校側が気付き、管轄する清水山給食センターに連絡した。
この日は、同センターが管轄する市内16の小中学校などで同じメニューが出されたが、松が丘小以外の納入分は期限内だったという。
業者が期限切れの団子が入った箱を廃棄せず、配送の際に混在したことが原因とみられ、同課は「期限の管理を改めて徹底するよう指導する」とした。
市内の残りの小中学校などでは、4日に三色団子が提供されるが、既に賞味期限内であることを確認している。(山本 晃)
























