三田市境にある光明寺(神戸市北区道場町生野)の紅葉が、見頃を迎えている。柔らかい日差しを浴び、きらめく姿が目を引く。
曹洞宗大本山永平寺(福井県)の県内唯一の直末寺(じきまつじ)で、聖徳太子創建と伝わる古刹(こさつ)だ。地元では古くから「山中光明寺」と呼ばれて親しまれ、知る人ぞ知る紅葉の名所だった。その後、情報誌やユーチューブで魅力が広く知られるようになったという。
例年、11月上旬が見ごろだが、今年は1週間程度遅めで、中旬ごろまで楽しめそうだという。
光明寺墓地公園の墓石などを手がける会社「光明」の中野一夫さん(64)は「自然に育ったモミジなので、あるがままの風情を感じていただきたい」としている。
問い合わせは同寺墓地公園TEL079・563・4457
(黒田耕司)
























