認知症に対する思いや経験を語る戸嶋三喜男さん=フラワータウン市民センター
認知症に対する思いや経験を語る戸嶋三喜男さん=フラワータウン市民センター

 超高齢社会に突入し、患者が増え続けている認知症。自身や家族が診断されたら、どうすればいいのだろう-。1年半前、実際に診断を受けた三田市在住の戸嶋三喜男さん(79)と長女の橋本美幸さん(41)が今秋、市内で開かれた講演会で計2回、それぞれの経験を語った。「誰でも経験する(可能性がある)もの」と三喜男さん。美幸さんは診断のきっかけや、生活上の工夫などを紹介した。(山本 晃)