三田青磁が放つ色はひと言では形容しがたい。
淡い緑色、青緑色、翡翠(ひすい)色、はたまたエメラルドグリーン-。
「自分は『碧(あお)』が好きなんです」。三田で青磁の制作を続ける陶芸家、伊藤瑞宝(ずいほう)さん(62)はそう話す。勾玉(まがたま)などの原料となった碧玉(へきぎょく)のように、青や緑の色合いを指す言葉だ。
多彩な「碧」。ガラス質の釉薬(ゆうやく)が作用するその色は、見る角度や光の色でも変わる。「手前は透明でも、遠くは青く見える海のように」
三田青磁が放つ色はひと言では形容しがたい。
淡い緑色、青緑色、翡翠(ひすい)色、はたまたエメラルドグリーン-。
「自分は『碧(あお)』が好きなんです」。三田で青磁の制作を続ける陶芸家、伊藤瑞宝(ずいほう)さん(62)はそう話す。勾玉(まがたま)などの原料となった碧玉(へきぎょく)のように、青や緑の色合いを指す言葉だ。
多彩な「碧」。ガラス質の釉薬(ゆうやく)が作用するその色は、見る角度や光の色でも変わる。「手前は透明でも、遠くは青く見える海のように」