支援者とともに当選を喜ぶ山名宗悟氏(中央)=11日夕、神河町東柏尾(撮影・辰巳直之)
支援者とともに当選を喜ぶ山名宗悟氏(中央)=11日夕、神河町東柏尾(撮影・辰巳直之)

 11日に告示された神河町長選は、現職山名宗悟氏(66)が無投票での5選を決めた。2期目を目指した2013年以来2度目の無投票での当選となったが、山名氏は「4期16年を一定評価していただいたと思っている。引き続き町政を前に進めていきたい」と強調。山積する課題の解決に向け、気持ちを新たにした。(喜田美咲)

 「ほんまに一つの神河町にしたい」。旧大河内、神崎両町の合併直後、新たに誕生した神河町の職員だった山名氏は、地域や役場内に残る旧町意識を払拭しようと、09年の町長選に立候補、初当選した。