JR播但線を利用するウオーキングイベントを前に準備体操をする参加者ら=神河町栗(撮影・辰巳直之)
JR播但線を利用するウオーキングイベントを前に準備体操をする参加者ら=神河町栗(撮影・辰巳直之)

 山裾の高台にあるホームに立つと、眼下に緑豊かな集落が広がる。ひっそりとしたJR長谷駅に駅舎はなく、地下道を通って出入りする。

 そんな同駅のホームが昨年11月、約120人の利用者で埋め尽くされた。周辺住民が企画するイベント「長谷駅『私たちで守ろう』紅葉ウオーキング」の参加者たちだ。列車に乗ると、一駅北の生野駅で降り、川のせせらぎや色づいた山々を眺めながら長谷駅までの約10キロを歩いた。

 イベント開催のきっかけは、2012年のダイヤ改正だ。利用者の減少で一部列車が同駅に停車しなくなった。