カキ殻などを使った有機堆肥で育つ稲(手前)。化学肥料を使用するほ場(右奥)と比べ、色合いなどに若干の差があった=たつの市揖保川町
カキ殻などを使った有機堆肥で育つ稲(手前)。化学肥料を使用するほ場(右奥)と比べ、色合いなどに若干の差があった=たつの市揖保川町

 カキ殻やしょうゆ粕など、たつの市の特産品から出る廃棄物を使った循環型の稲作に取り組む商社「未来図ファーム」(同市揖保川町)が、今シーズンから化学肥料を全く使わない稲の生育に挑戦している。廃棄物を砕いた有機堆肥をすき込むなどし、過去2年間進めてきた土壌改良の効果を見定める。中東情勢の悪化によるナフサ供給不安の影響で化学肥料の価格が高騰する中、持続可能な農業を目指す。(西竹唯太朗)

■「耕作放棄地の減少と地域資源の循環につながれば」