水電解式水素発生装置(HHOG)の試験スペースの前に立つ須田龍生副部長=兵庫県播磨町新島
水電解式水素発生装置(HHOG)の試験スペースの前に立つ須田龍生副部長=兵庫県播磨町新島

 水を電気分解して水素をつくる神鋼環境ソリューション(神戸市中央区)の水電解式水素発生装置(HHOG)の売り上げがこの5年で5倍超に伸びている。2050年にカーボンニュートラル(温室効果ガス排出の実質ゼロ)の実現を目指す政府の動きが背景にある。同社の担当者は「装置の大型化を目指し、シェア拡大を図りたい」とする。